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二人きりの夏の夜、彼女の口から零れた言葉は――
詩からの積極的なアプローチを受け、心が揺れてしまう夏希。
そんな中、仲良しグループ内で夏休みの旅行計画が持ち上がる。
美織とその友人も加えて計八人での計画が進む一方、普段から門限の厳しい陽花里は旅行に参加出来るか思い悩んでいた。
それでもなんとか親の説得を試みる陽花里だが……
「――わたし、家出したの。だから、もう門限はないんだ」
みんなの人気者である彼女が隠していた素顔と秘めた想いを知るうちに、夏希と陽花里の関係は大きく変化していく――!
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