「AI技術の発展にともなう急速な自動化(オートメーション)によって、多くの仕事が不要になり大量失業が引き起こされる」
そんな言説が、シリコンバレーの有力者から、政治家、批評家などにまで広がり、雇用危機が盛んに論じられている。
しかし、本当に「オートメーション化」によって、私たちが直面しつつある雇用危機は説明できるのだろうか? 世界的に注目を集める社会理論家アーロン・ベナナフが、このような「オートメーション論」が抱える誤りを明らかにし、その裏に隠された資本主義の根本的な問題に迫る。
◎「仕事を奪われる!」という「オートメーション論」の裏に隠れる資本主義の構造
◎雇用とAI・自動化のあいだにある意外な関係
◎AI時代の大量失業対策としてのベーシック・インカム(BI)論が抱える問題
◎コロナ後の世界で、真に豊かな社会を築くために私たちがなすべきことは?
これまでの「AIと仕事」論を塗り替える、革新的な一冊。
読んだあとには、新たな未来が拓ける!
【推 薦】
ロボットの脅威は嘘だ!真の未来を知る必読書。
斎藤幸平(経済思想家、『人新世の「資本論」』集英社新書など)
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