「遊び」の本質

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出版社
ジャパンマシニスト社
著者名
天野秀昭
価格
1,760円(本体1,600円+税)
発行年月
2022年10月
判型
四六判
ISBN
9784880499321

「遊び」の本質

「私」の軸を育む奇跡の時間



NPO法人「プレーパークせたがや」理事

天野秀昭



はじめに

いま、こどもに「遊び」が必要な理由 18

「遊び」って、なんだろう?



1章 生きるベースになる「私の世界」

◇「遊ぶ人」と「教える人」

「鬼ごっこ」は「遊び」になる? 26/その子のなかに「やってみたい」があるか 28/「いっしょに遊んでた」の裏にある気持ち 29/「教育」と「遊育」は主体がちがう 30/「教育」の中身を決めるは大人の価値観 32/「あぶない・きたない・うるさい」が阻むもの 33/「生きている実感」を教えることはできない 35



◇社会×こども×子育ての関係

「正しい遊び方」はつまらない 37/大人がこどもを管理する「システム化」 38/「少子化(=「多大化」)」がもたらす親子への厳しいまなざし 41/こどもの「解決する力」を奪わない 43



2章 「遊び」は、なぜ必要なの?

脳・体との関係から



◇体のなかで起こっていること

「大脳辺縁系」の発達にかかわる「快・不快」 46/「あなたのため」に応えるために心を消す 48/「ほんとうの私ではない」と気づくとき 54/自分の意思で動かせない筋肉を動かす「自律神経」 55/脳の発達に影響をあたえる外遊びの刺激 56/こどもの成長に関係する「内分泌系」/体に必要な細菌と「免疫」の働き 59



◇「遊び」と連動する体

環境の変化によって働く体の調節機能 62/生死を分かつ不快の「情動」によって起こること 63/いのちを支える「食べる・眠る・出す・遊ぶ」 65



3章 「遊び」は、育ちにどう影響するの?

生涯の礎をつくるとき



◇こどもが生きること、感じること

放課後に家から出ないのは田舎の子 68/ナンバーワンより大切な「私は生きている」という実感 69/生涯の財産を溜めこむ乳幼児期から学童期 71/こどもは「いま」の連続で生きている 72/「はじめて」の「挑戦」があぶないのは、あたりまえ 74/「いま」を奪われてきた子は、慢性的な「不快」に 75



◇こどもから大人になるまで

「私」という主体を守ること 78/学校で身につく「社会性」の限界 79/尊重される喜びを知れば、人を傷つけることがこわくなる 81/「記憶」からつくられる「アイデンティティ」 83/「私の核」になるこども時代の出来事 86/「記憶」

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