1~2日で出荷、新刊の場合、発売日以降のお届けになります
考古学、植物考古学、自然人類学の成果や理化学的年代測定の蓄積により、先史時代の中国大陸においてイネ・アワ・キビの栽培化がはじまり、しだいにこれらが東北アジア諸地域に広がった過程が解明されつつある。とくに、稲作伝播期において、東北アジア諸地域で移住や文化変化が生じていたことは注目される。本書では、土器研究で主な分析項目とされてきた文様や形態だけではなく、製作技術にも焦点をあてた分析を行うことにより、稲作受容期の北部九州、朝鮮半島南部、遼東半島において生じた移住の実態や文化変化の過程を明らかにする。
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。