みるみるわかる「西洋絵画の見方」

みるみるわかる「西洋絵画の見方」

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出版社
小学館
著者名
壺屋めり
価格
2,200円(本体2,000円+税)
発行年月
2022年10月
判型
A5
ISBN
9784096822937

ひと口で2度おいしい、西洋絵画の鑑賞法

近年、15世紀から17世紀の作品を主体とした西洋絵画の展覧会が非常に増えています。それらの展覧会に展示されている作品は、すべて伝統的な西洋絵画の規則・枠組みに則って描かれています。それらの規則・枠組みがわからないと、せっかくの名画も十分に楽しむことができません。
本書は、難解に思われがちな伝統的な西洋絵画(古典絵画)の規則や枠組みについて、著者自身によるツボを押さえたイラストと美麗な作品図版を用いて、わかりやすく面白くそのエッセンスを解説。古典絵画を中心とした展覧会に展示されている、さほど有名ではなく作品キャプションや図録に十分な解説の記されていない、けれど魅力的で気になる作品も、楽しく鑑賞できるようになる実践的な入門書となっています。西洋絵画の規則・枠組みを理解することで、それらの作品が描かれた当時の人びとの見方や評価がわかり、その上で、自分の感性によって鑑賞する。ひと口で2度おいしい、西洋絵画の鑑賞法を体得できる、初心者から上級者まで西洋絵画ファン必携の1冊です。


【編集担当からのおすすめ情報】
15世紀から17世紀のイタリア絵画を中心に、西洋絵画の規則・枠組みを、絵画の歴史の流れにそって、「注文する」「制作する」「体系化する」「鑑賞する」の4つのテーマで概観。当時の人びとがなぜ絵画を注文したのか、絵画にはどのような役割があったのか、当時の画家とはどのような職業だったのか、画家になるにはどのような修業を積んだのか、絵画の描き方にはどのような秘密があるのか、当時の人びとは絵画についてどのように考えたのか、どのように展示したのか・・・・・・などなど、興味深いテーマが満載。実際の作品を例として、具体的にわかりやすい文章とイラストによって解説します。
【著者経歴】
壷屋めり(つぼや めり)
美術史研究者。1988年生まれ。2011年 ニューヨーク大学教養学部美術史学科卒業。2016年 京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。2018年 博士号取得(人間・環境学)。現在、東京大学経済学研究科特任研究員。本名・古川萌(ふるかわ もえ)。著書に『ルネサンスの世渡り術』(2018年 芸術新聞社)、『ジョルジョ・ヴァザーリと美術家の顕彰 16世紀後半フィレンツェにおける記憶のパトロネージ』(古川萌 2019年中央公論新社)。西洋絵画の専門知識を分かりやすく伝えるイラストが、ツイッター @cari_meli をはじめWebメディアや展覧会の解説パンフレットで大人気。

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