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公認心理師法にも定められており、複雑・多様化が進む心理社会的問題の解決に不可欠な「関係者支援」と「多職種連携」とは。学校・病院・企業・地域福祉・犯罪防止等の現場において、心理専門職がどのように関係者を支援し、協働を進めていくかを、理論と実践の両面から解説する。
目次より
はしがき
はじめに
第1部 コミュニティ心理学の柱となる2つの支援法
1 コンサルテーションの基本的な考え方 丹羽郁夫
2 コラボレーションの基本的な考え方 久田 満
第2部 コンサルテーションの諸理論
3 精神分析的コンサルテーション 丹羽郁夫
4 行動論的コンサルテーション 中村菜々子
5 システムズ・コンサルテーション 田中 究
6 解決志向のコンサルテーション 黒沢幸子
7 アドラー心理学的コンサルテーション 浅井健史
第3部 様々な領域におけるコンサルテーションの実際
8 小・中学校,高等学校におけるスクールカウンセラーの実践 萩原豪人
9 特別支援学校における学校コンサルテーション 菅井裕行
10 外国籍の子どもへの支援 胡 実
11 大学の学生相談におけるコンサルテーション 菊住 彰
12 医療現場におけるコンサルテーション 安田みどり
13 従業員援助プログラム(EAP)による職場・勤労者支援 大林裕司・玉澤知恵美
第4部 コラボレーションの実際
14 チーム学校 山田 文
15 チーム医療 妹尾真知子
16 精神障害者支援における地域包括ケア 上田将史
17 高齢者の地域包括ケア 渡邉由己
18 犯罪防止 大久保智生
19 多文化社会における心理援助の実際 大西晶子
終章:教育訓練について 久田 満
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