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在中華民国初代公使ラインシュは北京での6年間(1913-1919)に何を見たのか?
対華二十一か条の要求、袁世凱の台頭と失脚、対ドイツ参戦問題、孫文と広東政府との対立、五四運動……。めまぐるしく展開する政治情勢の中、北京寄りの立場で動き、日本の中国政策を厳しく批判したラインシュの回想録An American Diplomat in China(1922)の本邦初訳。
ラインシュがウィルソン大統領に送った書簡は“外交史上最も煽動的”“日本に対する猛烈な告発”とも言われた。
20年後に日米対立、開戦に至る起点が、このラインシュの反日的言動にあると言ってよい。
?中国政界の要人、山座円次郎をはじめ各国公使とのやりとり、貴重な情報の収集など、臨場感あふれる記述
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