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音声言語教育は、指導と評価方法が定着していないため、その重要性にもかかわらず、教育現場では実践につながりにくいものとなっている。しかし、日常生活や学校生活において、「話すこと・聞くこと」「書くこと」「読むこと」のうち最も頻度が高く基礎となるのは「聞くこと」であり、社会に出た後も「聞く力」が試される。高校教師だった筆者が、発達段階ごとに「聞くこと」の能力を育成する授業と評価方法を開発。国語以外での教科や、社会人研修での取り組みの可能性も考察する。
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