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日本の現場で行われる精神分析的心理療法の現実的な姿を解説した書として、臨床家に好評をもって迎えられた書の第2弾。今回は、精神分析的心理療法を用いる際にも避けて通れない「連携」をテーマとする。連携に関する本質的な考察に加え、第一線の臨床家らによる実践的かつ魅力的な論考が揃う。
本書に収められたさまざまな「連携」
・病院の一心理職としての、多職種連携
・児童養護施設に唯一の心理職として勤務する際の連携
・被災地での現地職員らとの連携
・医師の立場から、心理職との連携
・スクールカウンセラーとしての、関係者との連携
・地域コミュニティとの連携
・海外の精神医療分野における連携
・企業での産業カウンセリングにおける連携
臨床現場で困難となりやすい連携を、精神分析的心理療法を実践しながらどのように考えるか、本書の多彩な論考から読者の実臨床へのヒントが見つかるだろう。
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