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【執筆の目的】
音楽を聴く場合も演奏する場合も、その作用は脳と身体全体に及びます。脳への作用は脳科学、身体への作用は生理学と、学問分野は分かれていますが、私たちの中ではひとつです。本書は脳科学者と生理学者の共著によって、それを一冊の書物としてまとめることを目的としました。
【特色】
二名の著者は脳科学と生理学の分野で音楽に関する研究を行ってきているので、本書でも最新の成果が多数紹介されています。まさに現在進行形の最新研究に触れていただけると同時に、日常で感じる身近な疑問などにもこたえられるような内容になっています。音楽が心身に作用することは古くから知られていましたが、積極的に治療に用いられることはありませんでした。しかし音楽には「同質の原理」が働くことが知られていて、それをうまく使うことによって生活の質(QOL)を高めることができます。
【対象とする読者】
音楽に興味がある人、脳のはたらきに興味がある人、どなたでも読んで楽しんでいただける内容に仕上げたつもりです。また、本書では音楽を聴くことを好まない人たちがどのような反応をするかという実験結果も紹介されています。音楽教育や音楽療法に携わる人に参考にしていただければと思います。
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