図解中小企業税制 令和4年版

図解中小企業税制

取り寄せ不可

出版社
大蔵財務協会
著者名
中村慈美 , 曙橋税法研究会
価格
3,300円(本体3,000円+税)
発行年月
2022年10月
判型
B5
ISBN
9784754730239

我が国で99%以上を占める中小企業に対しては、法人税法上の恒久的優遇措置と共に、政策的見地からの租税特別措置法上の時限措置があります。我が国経済の基盤ともいえる中小企業に対する措置に関しては、様々な優遇措置がありながらも、その適用対象や適用時期等は一律ではなく、制度ごとに異なるため、複雑な取扱いとなっています。加えて、近年の改正により大企業との完全支配関係にある中小法人は適用対象から除外されるなど、目まぐるしく適用範囲が変更になっています。税理士にとって、クライアント企業が利用したい制度の適用対象となっているか否かの判定は非常に大きな関心事であり、整理一覧できる情報が必要不可欠といえます。そこで、本書では、中小法人、中小企業者、みなし大企業等の定義と範囲を図表を交えて分かりやすく解説し、その判定方法をフローチャートで示しながら、各制度の実務的な取扱いを解説します。各制度によって適用範囲が異なる場合があるため、各制度ごとに適用要件の詳細や、実務上の誤りやすい留意点を詳細に解説し、各種別表・付表の記載例を具体的事例に基づいて示します。今版では、中小企業において適用される可能性が高い「消費税の取扱い」について、新設して解説。令和4年度改正を織り込み、最新の情報で改訂。

〓 法人税法上の中小法人に対する特例 と ② 租税特別措置法上の中小企業者に対する特例・優遇措置 とに区分した上で、適用対象となるか否かの判定フローを使った解説を行い、〓では6つの特例措置等、②では12の特例措置について、各制度個別に、制度の概要、適用に当たっての要件、対象範囲等を詳細に解説しつつ、制度利用に際しての準備や実務上の留意点までを解説します。加えて、具体的な事例を通じて、法人税申告書別表や付表の記載例を掲載し、税務実務に即役立つ内容となっています。

● 今版では、中小企業において適用される可能性が高い「消費税の取扱い」として、〓事業者免税点制度、②簡易課税制度を新設して追加。

● 令和4年4月1日施行のグループ通算制度についても、「グループ通算制度における中小判定」の項目を新たに追加して解説。

● 令和年度税制改正を織り込み改訂。

お気に入りカテゴリ

よく利用するジャンルを設定できます。

≫ 設定

カテゴリ

「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。

page top