民具のデザイン図鑑

民具のデザイン図鑑

1~2日で出荷、新刊の場合、発売日以降のお届けになります

出版社
誠文堂新光社
著者名
武蔵野美術大学民俗資料室 , 加藤幸治
価格
2,420円(本体2,200円+税)
発行年月
2022年10月
判型
A5
ISBN
9784416622001

■民具からデザインのヒントを見つける

 特定の設計者がいない、人々の暮らしから生まれる民具の造形には、身体性や生活の現場において理にかなった造形やデザインのアイデアが秘められています。

 民具の分類としては衣・食・住など「用途別」による分類・整理が一般的ですが、本書では形態、機能、素材、意味などに注目し、民具がもつ豊かなデザインの世界をあらためて問い直します。
 「小さな森で身を包む」「つくろいの造形」「布で情景を描く」などのトピックを立て、ビジュアルを豊富に用いながら、用途の枠を超えて民具の魅力を横断的に読み解きます。

 収録する民具は、武蔵野美術大学民俗資料室が収蔵するおよそ9万点のコレクションから精選。本コレクションは、民俗学者・宮本常一の指導により収集が始まり、生活用具、郷土玩具、信仰資料など、国内有数の収蔵品を誇ります。

【目次】
はじめに
巻頭言 くらしの造形から見つける「デザインの素」
第1章 かたちと身体性
コラム1 宮本常一と民俗資料室コレクション
第2章 ユーモアと図案
コラム2 美術教育の源泉としての民具
第3章 見立てと表象
おわりに
掲載資料一覧
*****************************

お気に入りカテゴリ

よく利用するジャンルを設定できます。

≫ 設定

カテゴリ

「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。

page top