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『むすび橋』『星巡る』に続く、幕末の江戸・八丁堀で産婆をする結実の成長を描く、シリーズ第三作! 結婚・出産・育児・仕事……いまも昔も、女の人生は決断の連続。 旗本の嫡男との駆け落ちに失敗し、身籠っていた子を産んだその日に里子に出されてしまった蝋燭屋・守田屋の一人娘、静。静はその後、親の言うままに番頭と祝言と上げ、男子を出産する。喜ぶ家族をよそに、浮かない顔のまま赤ん坊の世話をする静が心配になった結実は、静にある女性と話をさせることにするが……
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