国学の興隆は古典の再認識を促し、同時代の和歌文学にも様々な影響を与えた。賀茂真淵の歌集、紀行「旅のなぐさ」「岡部日記」の2篇、本居宣長「菅笠日記」、小沢蘆庵の歌論「布留の中道」、上田秋成「藤簍冊子」、女性の文章として、武女の「庚子道の記」、油谷倭文子と鵜殿余野子の書簡集「ゆきかひ」の計8篇を収録。
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