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不況下において財政刺激策をとるか緊縮財政をとるかは、
人々の健康、生死に大きな影響を与える。
世界恐慌からソ連崩壊後の不況、アジア通貨危機、サブプライム危機後の
大不況まで、各国の統計から、公衆衛生学の専門家が検証。
同じように深刻な不況へ陥った各国が、異なる政策をとった結果は、
国民の健康にどのような違いを生んだか?
長年の論争に、イデオロギーではなく、「国民の生死」という
厳然たる事実から答えを導く一冊。
緊縮財政が著しく国民の健康を害して死者数を増加させるうえ、
景気回復も遅らせ、結局は高くつくことを論証する。
<目次より>
第1部 過去の「自然実験」に学ぶ
第1章 ニューディールは人々の命を救ったか
第2章 ソ連崩壊後の死亡率急上昇
第3章 アジア通貨危機を悪化させた政策
第2部 サブプライム問題による世界不況に学ぶ
第4章 アイスランドの危機克服の顛末
第5章 ギリシャの公衆衛生危機と緊縮財政
第3部 不況への抵抗力となる制度
第6章 医療制度改変の影響の大きさ
第7章 失業対策は自殺やうつを減らせるか
第8章 家を失うと何が起こるか
結 論 不況下で国民の健康を守るには
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