経済政策で人は死ぬか?

草思社文庫

経済政策で人は死ぬか?

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出版社
草思社
著者名
デヴィッド・スタックラー , サンジェイ・バス , 橘明美 , 臼井美子
価格
1,430円(本体1,300円+税)
発行年月
2022年10月
判型
文庫
ISBN
9784794226082

不況下において財政刺激策をとるか緊縮財政をとるかは、
人々の健康、生死に大きな影響を与える。
世界恐慌からソ連崩壊後の不況、アジア通貨危機、サブプライム危機後の
大不況まで、各国の統計から、公衆衛生学の専門家が検証。
同じように深刻な不況へ陥った各国が、異なる政策をとった結果は、
国民の健康にどのような違いを生んだか? 
長年の論争に、イデオロギーではなく、「国民の生死」という
厳然たる事実から答えを導く一冊。
緊縮財政が著しく国民の健康を害して死者数を増加させるうえ、
景気回復も遅らせ、結局は高くつくことを論証する。

<目次より>

第1部 過去の「自然実験」に学ぶ
 第1章 ニューディールは人々の命を救ったか
 第2章 ソ連崩壊後の死亡率急上昇
 第3章 アジア通貨危機を悪化させた政策

第2部 サブプライム問題による世界不況に学ぶ
 第4章 アイスランドの危機克服の顛末
 第5章 ギリシャの公衆衛生危機と緊縮財政

第3部 不況への抵抗力となる制度
 第6章 医療制度改変の影響の大きさ
 第7章 失業対策は自殺やうつを減らせるか
 第8章 家を失うと何が起こるか

結 論 不況下で国民の健康を守るには

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