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2012年12月の衆議院議員選挙初当選以来、地元・長野県で暮らす人々の声に耳を傾け、「山・里・人を元気に」という志を以て邁進してきた筆者が、代議士生活10周年の節目にこれまでの政治活動を振り返るとともに、コロナ後の新しい社会のあり方を見据えた政策実現の土台となる発想を十三の章にまとめました。「ふるさと選挙」制度、最低賃金の全国一元化、大学の地方分散化、山岳観光の振興、地域社会のソフト・ハード両面のインフラ整備など、地方への移住を考える若者の受け皿を作り東京一極集中という社会のあり方を是正し、地域の活性化を図るための様々なアイデアが語られています。また、安全安心な状態が保障されて初めて国民がそれぞれの目標や生きがいを追求できるという観点に立ち、我が国の災害対策や環境政策、安全保障や日本国憲法のあり方といった問題にも言及。郷土に暮らす人々、そして次世代の若者のためにより良い日本をつくりたいという筆者の強いメッセージが込められた一冊です。
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