『古事記』に隠された「壬申の乱」の真相

PHP文庫

『古事記』に隠された「壬申の乱」の真相

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出版社
PHP研究所
著者名
関裕二
価格
770円(本体700円+税)
発行年月
2022年10月
判型
文庫
ISBN
9784569902586

外交問題が“古代史最大の内乱”を引き起こした!? 『古事記』と『日本書紀』の違いから浮かび上がってくるものとは――
鍵を握る「壬申の乱」の謎から古代史の常識を覆す!

●なぜ中大兄皇子は母を重祚させたのか?
● なぜ大海人皇子を皇太子にしたのか?
● なぜ逃げた大海人皇子が勝利したのか?
● なぜ『日本書紀』は百済を贔屓するのか?
● なぜ『古事記』のみに登場する神がいるのか?

天武天皇は乱を制し実権を握ると、「親新羅政策」を打ち出し、朝鮮半島との間に友好関係を構築している。これは、『古事記』の「編集方針」と合致し、親百済路線を貫いた八世紀の政権とは一線を画している。『古事記』と天武天皇、どちらも「何かがねじれている」のである。しかも、歴史記述を途中で終わらせたことも、意図的だったのではないかと思えてくるのだ。(「はじめに」より)

『『古事記』と壬申の乱』を改題。

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