危機の地政学

危機の地政学

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出版社
日経BP
著者名
イアン・ブレマー , 稲田誠士 , ユーラシア・グループ , 新田享子
価格
2,420円(本体2,200円+税)
発行年月
2022年10月
判型
四六判
ISBN
9784296113941

戦争、パンデミック、資源争奪、サイバーテロ……
人類の存亡を脅かす危機の正体と解決策を、地政学の世界的な大家が語る!

「世界は日本のリーダーシップを必要としている」(本文より)

【人類の存亡を脅かす「3つの危機」】
現在、我々は3つの危機に直面している。

1つはパンデミックだ。世界は今も、新型コロナウイルスの経済的、政治的、社会的影響を払拭できずにいるばかりか、今後も危険なウイルスが世界を苦しめるのは間違いない。

2つ目は気候変動で、何十億もの人々の暮らしを一変させ、地政学的なリスクを高める要因となる。

3つ目は破壊的な新技術だ。我々の生き方、考え方、他人とのかかわり方を変え、それが思わぬ悪影響を人類におよぼし、未来を決めるだろう。

分断が進むこの世界で、人類は果たして危機を乗り越えられるのか……。

だが、希望はある。
歴史を見ても、人類の存亡に関わる危機、世界的な戦乱が起こりかねない断絶が起こると、それを避けるために協調の動きが起こる。逆説的だが、分断を乗り越えるために「危機の力」が必要なのである。

本書は、地政学の第一人者による「警告の書」であると同時に「希望の書」でもある。

【本書の主な内容】
・新たな冷戦の正体とは?
・台湾、そして東アジアの火種
・コロナが明らかにした地政学的停滞
・次の危険なパンデミックは、確実にやってくる
・ロシアのウクライナ侵攻が意味するもの
・弾圧の道具を売る強権国家
・気候アパルトヘイトというリスク
・気候難民の権利は守られるか
・下がる戦争へのハードル
・偽情報と暴力行為の扇動
・「監視資本主義」の台頭
・自律型兵器の恐怖
ほか

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