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白バイというと、ドライバーからすれば、できればお世話になりたくない存在。運転中に姿を見つけると、「あわてて減速!」という人も少なくないはず。しかし、取り締まる側の白バイ隊員もまた人間であり、「違反車を捕まえて日々ゴキゲン」というわけではない。実際には努力目標(ノルマ)が課せられており、数字クリアのために忙殺されたり、違反者からの罵詈雑言に心が折れそうになったり……。さまざまな思いを抱えながら毎日の職務にあたっている。
本書では、白バイ隊員の人間味あふれる部分にスポットを当て、つい敵視しがちな白バイ隊員たちにも愛すべき側面があるところを、紹介する。
●もくじ●
第1章 白バイ隊員だってつらいのよ
――白バイは「腕」ではなくて、「口」で乗る
・違反者はお客さま。気持ちよくサインしていただく流儀
・数字をあげたヤツが偉い。非情な白バイ隊員の世界
・クソつかみ事案。労多くして、上司の評価はほとんどなし
・上から目線の罵詈雑言。「残念な」ドライバーたち
・時は金なり。違反車停止からサイン完了まで最速でこなす方法
ほか
第2章 白バイ乗りという生き物
――白バイ隊員の1日と365日
・白バイ隊員の1日。白バイ乗りの朝は早い
・交機と所轄。同じ白バイ乗りでも違うんです
・悲喜こもごもの人事異動。気持ちは生涯白バイ乗り
・白バイ乗りの出世道
・白バイか、交パか。それぞれの長所と短所とは?
・白バイに乗らない、いや乗れない交機隊員たち
・白バイデビューの日。6年9カ月の道のり
ほか
第3章 こうして白バイ隊員はつくられる
――試練も遠回りもすべては白バイ乗りになるために
・待ち焦がれていた白バイ訓練所へ
・地獄? いやいや苦しくて楽しいトレーニング
・これぞ愛のムチ! 短期集中免許講習
・マルキへ転勤。4年間の遠回り
ほか
第4章 白バイ隊員でよかったと思った瞬間
――地獄もあれば、天国もある
・バイク好きは天国。サーキットへの訓練派遣
・白バイ大会で勝つために選ばれし精鋭たち
・視線が快感! VIPの白バイ先導
・サミット派遣。遠すぎた沖縄……
・天国か地獄か? 大規模警備のアタリとハズレ
・魅惑の覆面パトカー。それでも私は白バイを選びたい
ほか
第5章 白バイ隊員はブラック職種?
――私はこれで白バイを降りました
・仁義なき切符切り競争
・世間の無事故よりも違反金。種目別ノルマ
・なぜ? 白バイで駐禁取り締まり
ほか
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