取り寄せ不可
目の前に並べられた愛する夫の背信の証拠を一瞥して、
セアラは凍りついた。嘘よ! 彼が秘書と関係していたなんて。
思えば夫のアレックスは出会ったときから謎めいていた。
10代だったセアラは年上の富豪の過去に興味を持つことなく、
4年間アレックスを盲目的に信じて結婚生活を送ってきた。
怒りにまかせて夫を問い詰めたものの、夫は弁明すらしない。
セアラは絶望し、家を出た――。
1年後。事故に巻きこまれた彼女は病院に運ばれるが、
断片的な記憶が失われていた。そこへアレックスが現れて……。
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。