フルベッキ伝

フルベッキ伝

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出版社
国書刊行会
著者名
井上篤夫
価格
3,520円(本体3,200円+税)
発行年月
2022年9月
判型
四六判
ISBN
9784336063069

◆フルベッキがいなければ、日本の近代化はあり得なかった――W・E・グリフィス

◆坂本龍馬や西郷隆盛、高杉晋作をはじめ、明治維新の志士たちが一堂に会して写っているともいわれる「フルベッキ写真」で名高いギドー・フルベッキ。しかしながらフルベッキ本人が果たしてどのような人物であったのか、その詳しい生涯はいまだ謎に包まれたままである。オランダに生まれ、アメリカに渡ったのち、1859年(安政6年)に来日、激動の幕末から明治期に、歴史上に名を残す多くの人物たちと交流を重ね、維新後は岩倉使節団の立案にも携わり、日本の近代化に大きな役割を果たしたその知られざる生涯を、生地であるオランダも含めた、フルベッキゆかりの地での綿密な取材と、新発見・未公開の資料を縦横に駆使して描き出した画期的評伝。

◆幕末の志士たちに影響を与え、明治の元勲大隈重信や「政体書」を起草した副島種臣はフルベッキから直接教えを受け、後に総理大臣となる高橋是清は終生、フルベッキを「師」と仰いだ。日本に滞在すること40年。明治天皇や明治政府に厚遇され、日本で生涯を閉じた、近代日本建設の最重要人物にして、知られざる「哲人」フルベッキとは果たしてどのような人物だったのか――

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