福音書の様式史
福音書を生んだ教会共同体の「生活の座」に迫る古典的名著、本邦初訳！
説教、聖伝、語録集、勧告……さまざまな様式で伝承されたイエス・キリストの福音を分類し、それらの素材が教会共同体ごとの「生活の座」を反映した形で蒐集・編纂され、福音書に結実する「様式史」を詳細に分析。新約聖書批評学の礎を築いた古典、初の邦訳。
【目次】
編者序（ギュンター・ボルンカム）
第Ⅰ章 様式史
第Ⅱ章 説教
第Ⅲ章 範例
第Ⅳ章 ノヴェレ
第Ⅴ章 レゲンデ
第Ⅵ章 相似
第Ⅶ章 受難物語
第Ⅷ章 蒐集
第Ⅸ章 勧告
第Ⅹ章 神話
第〓章 様式・歴史・神学
補遺Ⅰ 様式史の新たな研究（ゲルハルト・イベール）
補遺Ⅱ その他の文献
索引／訳者あとがき（加山久夫）
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