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次世代蓄電池の開発や応用展開の最新動向を
徹底取材と調査に基づき詳説
2021年12月に勃発したロシアによるウクライナ侵攻によって、石油や天然ガスといった天然資源に頼るエネルギーの脆弱さが表面化しました。地球温暖化の深刻化による、CO2排出の大幅削減も待ったなしの状況で、今後、いっそう自然エネルギーの導入の加速を進めざるを得ません。変動の激しい自然エネルギーを使いこなすには大量の蓄電システムが必要です。一方で、世界的な電気自動車シフトも鮮明になっており、自動車メーカーの間で、リチウムイオン2次電池(LIB)の争奪戦が繰り広げられています。本書では、このトレンドを捉え、次世代蓄電池の開発や応用展開の最新動向を徹底取材と調査に基づき詳説しました。
蓄電技術では、重力による位置エネルギーや圧縮空気などを使った古典的な蓄電技術も取り上げました。もはや蓄電に使える技術は、総動員で臨む必要があるためです。もちろん、LIBや、次世代の固体電池、ナトリウムイオン電池といった新しい電池技術についても解説しています。
今後、LIBの大量導入が進むことで、問題になるリサイクル技術についても調査しました。また、LIBの最大の購入者である自動車メーカーの戦略についても、分析しています。
蓄電池のみならず、蓄電技術も含めた、今後のエネルギー関連技術や、ビジネス環境、その応用、キープレイヤーなどの基礎知識を得るのに、最適な一冊です。
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