夏の日、おじいさんと「ひみつのもり」にやってきたあらたは、おじいさんから「はいく」のことを教えてもらいます。秋のもみじ、どんぐりにカラスウリ。冬の落ち葉、池のカモ、雪。里山の季節を味わいながら、思い思いにはいくを詠むふたり。
あたたかくなってきたある日、森には、あたり一面の春が広がっていました。あらたとおじいさんが、そこで見つけたのは……?
竹上妙の描く日本の里山の四季の自然にふれながら、俳句という日本文化の楽しさを感じる絵本です。
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