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「いのちの授業」とは、まさにいのちの大切さについて考える授業。その手法こそ様々ですが、主として道徳科や総合的な学習の時間などに、日本全国の学校で取り組まれています。
一方で、「『いのちの授業』はやりづらい」「子どもたちの心に響く授業をする自信がない」という声も多いと聞きます。
いのちを「大切ではない」と言う子どもはいません。そして、大切だと思っていることを心底から大切なのだと思わせることこそ、じつはとても難しいのだと著者は言います。
そこで本書は、
①「いのちの授業」の見方・考え方
②我が子を小児がんで亡くした体験から、会社を早期退職し、全国各地で30万人を超える人々に「いのちの授業」を展開し続ける著者・鈴木中人による「いのちのメッセージ」
③数多くの学校現場で子どもと先生たちを指導してきた教師の中の教師・玉置崇が語る極めて実践的な「いのちの授業」づくりのヒント
④さらに、立場の異なる2人が答える「いのち」にまつわる教師の悩み相談
から構成。
中で語られる数々のエピソードは、授業づくりを考えるよりも前に、読者の心にストレートに響きます。そして、その感動はそのまま子どもたちの心にも届けたくなることでしょう。
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