続・「邪馬台国」は北九州と『日本書紀』に

続・「邪馬台国」は北九州と『日本書紀』に

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出版社
本の泉社
著者名
草野善彦
価格
2,000円(本体1,818円+税)
発行年月
2022年9月
判型
四六判
ISBN
9784780722192

今日の日本古代史学を、“古代国家は、都城・首都の形成・発展を核に誕生する”という、世界史ならびに琉球・沖縄の古代国家形成史の見地から、批判的に検討をこころみる。「本書は、江戸時代の新井白石の見地を正当とし、昭和時代の古田武彦氏の「多元的日本古代史観」ならびに、先述の明治時代の広池千九郎氏編集、『日本史学新説』の見地を肯定し、継承するものである。こうして真に正しい日本古代史観を切り開いてこそ、はじめて今後の日本社会の諸問題にも、正確に対応しうる基盤を開くことに通じる、と考えるものである」(「おわりに」より)

 本書は「尊皇論」をうみだした「水戸史学・国学」以来の、『古事記・日本書紀』を基本におく今日の日本古代史学を、“古代国家は、都城・首都の形成・発展を核に誕生する”という、世界史ならびに琉球・沖縄の古代国家形成史の見地から、批判的に検討をこころみたものである。(「はじめに」より)

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