限界ニュータウン

限界ニュータウン

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出版社
太郎次郎社
著者名
吉川祐介
価格
1,980円(本体1,800円+税)
発行年月
2022年10月
判型
四六判
ISBN
9784811808505

千葉県北東部には俗に「限界住宅地」「超郊外住宅地」、あるいは「限界ニュータウン」と呼ばれるような分譲地が数多く存在する。そのほとんどが1970年代半ばから80年代にかけて、投機目的で分譲されたミニ住宅地である。



首都近郊にありながら、交通利便性は悪く、生活インフラもあまり整っていない。

家屋よりも更地のほうが多く、住民の新陳代謝もあまり起こらない。

無住区画はどんどん荒れ地化していき、共同設備は劣化。住宅地は管理不全に陥っていく。



これは千葉県だけの問題なのか。

だれがこの状況を作っているのか──。



「限界ニュータウン」を訪ね歩きつづける著者が、

その誕生から現状をたどり、利活用と未来を考える。

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