光のなかへ

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出版社
ふらんす堂
著者名
菰田晶
価格
3,080円(本体2,800円+税)
発行年月
2022年9月
判型
四六判
ISBN
9784781414935

◆第一句集

 菰田晶さんの俳句は、定型を決して崩さない厳格さの上に、鋭敏な感覚に裏打ちされたしなやかな詩のひろがりを感じさせる。発想の豊かさは生来のものであろう。それが俳句という形式を得て見事に結実している。



序より・片山由美子



◆片山由美子推薦十句

ブローチになほす帯留桐の花

花びらの散りゆくごとし踊果て

空腹をおぼえて目覚め寒の明

大寒や四角に張られ風呂の水

置くごとく新茶のしづく注ぎ分けて

芋虫の朝昼夜となく太る

枝垂れ咲くもののこぼれて秋半ば

まばたきを忘れてゐたる寒さかな

手袋をなじます指を深く組み

絶妙の長ささくらんぼの茎は

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