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ひとは宿因のなかに生をうけ、苦悩のはてにいかに心の安寧を得、生きる力を見出していけばいいのか。
鎌倉期、乱世の時代、公家の一門に生を受けながら、自ら発心し、十四歳で法然上人の門に身を投じ出家した少年。その内心に何があったのか。名利を捨て、死後の往生はともかく、現身、ただ今の往生、「生き甲斐の念佛」を提唱した念佛者。その思想は、昏迷を極める現代に指針の光を灯すものと言えよう。
浄土西山流〈西山派〉の祖、證空上人。その生涯と上人像、宇宙的とも言えるひろやかな思想を、根本史料に基づき、著者の永年の研究と思索によって説き明かす。
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