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身体の動きや感覚、その拡張は認知にどのような影響を与えるか
初期の記号主義認知科学に対するアンチテーゼとして現れた身体性認知科学は、その後の認知科学の方向性の大きな転機となった。第1巻では、自己認識、言語、思考、記憶、感情、社会性の発達などに、身体の動きや感覚がどのように影響を与えているかを描き出す。さらに、身体性から知能や関係性を創出するロボットの構成論的アプローチ、身体拡張体験により自らの認知を変容させるVR研究などへの新しい展開を紹介し、このような流れを現象学的に問い直すことで「身体性認知科学」の姿を浮かび上がらせる。人間の認知は身体の処理に根差しつつ、それをはるかに超える抽象的な知性を獲得してきた。各章では、身体性から始め、それを超える高次の認知のメカニズムを考えるための枠組みを示す。
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