火を噴く山が憶えていること

火を噴く山が憶えていること

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出版社
花伝社
著者名
殿谷みな子
価格
1,980円(本体1,800円+税)
発行年月
2022年9月
判型
四六判
ISBN
9784763420237

「わたしの心の代わりにマグマが空を赤く焼き、海が咆哮してくれた……」
島に生きる運命と覚悟をしなやかに受け入れた、ひとりの女性の人生。
彼女の「本当の母」を求めて、義理の娘は旅立った──

伊豆大島の火の山と青い海は、わたしを靭[つよ]くした。



〈本書あらすじ〉
3歳の頃、伊豆大島の雑貨商に養女として連れてこられたフキさん。ススキの茂る長い道を男と歩いた最初の記憶。母の記憶はない。養母の厳しい仕打ちに耐えるフキさんをなぐさめるのは、火山島を囲む広々とした青い海と空だった。
フキさんは8人の子を育てあげた。そして火山の大噴火。その大噴火に促されたように、一人の老婦人が訪れ、フキさんの出生の秘密を告げる……。
わずかな手がかりをたよりに、四男の嫁の恵さんが、「本当の母」の失われた記憶を求めて秋田へと旅立つ──。

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