産業分野に生かす個と家族を支える心理臨床

家族心理学年報

産業分野に生かす個と家族を支える心理臨床

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出版社
金子書房
著者名
日本家族心理学会
価格
3,520円(本体3,200円+税)
発行年月
2022年9月
判型
A5
ISBN
9784760826872

多くの社会人の暮らしの中で、大きな比重を占める働くことにおいて、心の健康を保つために、家族心理学から役立つ知見を提供する。

目次より

はしがき  生田倫子

第Ⅰ部産業分野に生かす個と家族を支える実践  

特別寄稿 組織人のためのアサーション・トレーニング  
~協働するコミュニケーションを求めて  平木典子

総論 産業分野における最近の動向
1 キャリアと家族支援における21世紀の課題  水野修次郎
2 産業分野における個と家族支援にかかわる制度  高橋美保

各論 産業分野における個と家族支援の実践
1 企業における女性管理職養成に家族療法の知見を用いる試み  森川友晴
2 過労死,過労自殺と家族  金井篤子
3 教師の復職支援
~プログラマティック回転する昇り龍のメタ・フレーム添え  佐藤克彦
4 就労支援に活かすキャリア・コンサルティング  中村武美
5 システム論を用いた働きやすい企業組織改革  岩﨑恵美
6 男性の育休取得をめぐって  神谷哲司
7 復職/就労支援における家族支援
~復職支援の現状から家族を考える  椎野睦
8 ハラスメント相談にブリーフセラピーを用いる意義について
~特別なことをしないことによる特別な効果  成海由布子
9 EAPにおける家族システム論の応用  石黒周
10 産業医からみた雇用者と家族  
~過疎化がすすんだ町の精神医療  阿部惠一郎

第Ⅱ部 家族臨床心理学研究・実践の最前線

ネット加害者とその犯行時刻の予測
~異常検知と時系列分析  横谷謙次

ペアデータ分析の考え方と方法
~家族・夫婦データのための分析手法  清水裕士

第Ⅲ部 日本家族心理学会第38回年次大会
「『家族』とは何か?――コロナ禍での再考」より

1 コロナ禍で問い直される夫婦であることの意味  宇都宮博
2 TEA(複線経路等至性アプローチ)は家族心理学に貢献できるか?
~開放システムとしての家族を捉えて記述するための試みについて  サトウタツヤ
3 日本家族心理学会における若手を中心とする会の重要性と役割の検討
~次世代を担う会員の会として活動していくために
高木源・小林千緩・八重樫大周・中島卓裕・小林大介・萩臺美紀

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