昭和文学研究 第85集

特集:「教室」のなかの文学

昭和文学研究

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出版社
昭和文学会
著者名
昭和文学会編集委員会
価格
4,620円(本体4,200円+税)
発行年月
2022年9月
判型
A5
ISBN
9784305003850

昭和期の文学を中心とする近現代文学の研究を対象とした学会誌。年2回刊行。論文・研究動向・研究展望・書評・新刊紹介を収録。



昭和文学研究第85集目次



自由論文

戦時下における〈人種〉と〈精神〉

  ─久生十蘭「最後の一人」論─ 脇坂 健介 ( 1 )

植民者二世の記憶と「故郷」─日野啓三「無人地帯」論─ 崔  高恩 (16)

特集 「教室」のなかの文学

丸山眞男の「である」と「する」/李琴峰『生を祝う』の「自然」と「制度」

   佐藤  泉 (32)

高等学校新学習指導要領の問題系

  ─教室の中の「文学」の現在─ 木村  功 (47)

「わからなさ」に向き合うこと

  ─新学習指導要領と「国語科」をめぐって 竹本 寛秋 (62)

物語的想像力による共生成─文学の教育的意義─ 新井 正人 (76)

文学の授業と近代文学の享受

  ─文豪ブームを還流させる授業の模索─ 構  大樹 (91)

目と耳の対立─『夢十夜』「第一夜」の可塑的読解 國部 友弘 (106)

夜闇の蛍と雪の深さ、そして万緑の手触り

  ─国語教育現場における俳句読解の傾向について─ 青木 亮人 (118)

「文学」と「受験」

  ─日本統治期台湾の日本語=国語授業からはみだすもの 和泉  司 (132)

〈沖縄〉を教える

  ─沖縄県の国語科副読本をめぐって 村上 陽子 (147)

研究展望

「教室」のそとの文学 島村  輝 (162)

コモンとしての「文学」 竹内栄美子 (165)

文学は役に立つ教材 山下 真史 (168)

新学習指導要領と中学生、高校生の読書 大橋 崇行 (171)

文学館・記念館の役割 影山  亮 (175)

アーカイブの行方 庄司 達也 (178)

「大江健三郎文庫」(仮称)の未来に向けて 村上 克尚 (182)

石川淳研究の今後に向けて 山口 俊雄 (185)

転向研究の新展開 内藤 由直 (188)

佐藤春夫展の台湾開催に関わって 河野 龍也 (191)

『張赫宙日本語文学選集』の刊行意義と今後の研究課題等について 白川  豊 (194)

研究動向

山川方夫……………………… 大國眞希 (197)    向田邦子……………………… 山口みなみ (

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