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安倍晋三ファミリーヒストリー。
祖父、父から受け継いだ政界サラブレッド血脈はどのように開花したのか。
欠かせぬ母洋子、妻昭恵の存在。
毀誉褒貶を取り去った真の姿がここにある!
凶弾に斃れ、思わぬ形でその生涯を閉じた安倍晋三。
昭恵夫人を始め、悲嘆に暮れる遺族の姿は涙を誘った。
本書は晋三が安倍家悲願の総理を目指す、政治家としてまだ初々しさの残る頃に徹底取材。祖父岸信介から連なるファミリー・ヒストリーを遡り、受け継がれた政界サラブレッド血脈がいかに育まれ開花したのかを総理経験者ら多くの人々への取材をもとに実像に迫った。
残した業績が大きければ大きいほど毀誉褒貶も激しいのは政界の常。政界の権力者として暗いマントを纏う以前の人間安倍晋三の真の姿がここにある!
(本文抜粋)
昭恵はテロップを見て、飛び上がった。
「ええッ!晋ちゃんが、幹事長!」
安倍は、昭恵のことを「昭恵」と呼ぶ。昭恵は、安倍のことを「晋ちゃん」と呼ぶ。
安倍は年上であったが、昭恵は安倍の性格から、友達夫婦のような、自分に身近な感じを抱いていた。
昭恵は、すぐに夫の携帯へ電話を入れた。
「いま、テレビを見ていたんですけど、幹事長って、本当なんですか?」
「本当だよ。そういうことになったから」
安倍は、その日夜十一時ごろ自宅に帰ってきて、まず三階の母親の部屋にある父晋太郎の仏前に座って手を合わせた。
目次
新装版にあたっての前書き~安部晋三を想う
私が考える「この国のかたち」(インタビュー)
第一章 仰天の幹事長人事
第二章 安倍晋三に受け継がれた岸信介のDNA
第三章 サラブレッドとしての芽生え
第四章 名門政治家血脈に求められるもの
第五章 昭恵との出会い、父との別れ
第六章 はじめの一歩
第七章 次代のリーダーたる資質
第八章 湧き上がる総理待望論
私の自民党改造計画(インタビュー)
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