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同著者の『泡盛の文化誌』初版より18年の月日が流れ、泡盛業界も時代とともに変わってきた。
本書は琉球王国時代から続く泡盛の歴史と文化をさらに深く掘り下げ、近代の新聞広告資料などを参照しつつ、現在の泡盛酒造所の動向まで網羅した「泡盛学」の決定版。
泡盛以外の伝統的酒の数々(口かみ酒、神酒、味醂酒、芋酒、クース、花酒)、さらにカクテルやリキュール、ラム酒など新たな取り組みについても言及されている
*現在「泡盛」は「ユネスコ無形文化遺産登録」へ動き出している。
本書「はじめに」より抜粋
さて、私が泡盛について深く調査研究しようと思ったのは、一九九二年の沖縄県立博物館での展示会が契機であった。思えばもうだいぶん以前のことになってしまったが、その後二〇〇四年にボーダーインクから『泡盛の文化誌』を発刊した。泡盛を主とした歴史・文化を紹介した内容で、「泡盛について雑学的な本は数多く出ているが、これほどまでに幅広く奥深い本には初めて出会った。」とか「五〇〇年前の琉球王国にさかのぼるほどの、泡盛の奥深さを感じた。現代のビジネスモデルに生き残っていくしたたかさも感じた。」など好評な意見をいただいてきた。同書は二版・改訂新版と版を重ねてきたが、すでに一定の役割を果たしつつも絶版となっていた。
(中略)
本書は泡盛にまつわる歴史や文化史的なことがらを記述しつつも、ミキ(神酒)、芋酒や味醂酒、あるいは現代沖縄におけるカクテル、リキュール、ジン、ラム酒なども取り上げた。これらの現代沖縄の酒事情に関する内容については著者の守備範囲を大きく超えるものであるが、なおざりにはできないため、現代の様相は書き留めておきたいとの考えから事象を系統的にまとめておく形で書き綴ってみた。沖縄の様々な酒類に関して触れた書物が少ないため、本書が沖縄の名酒・泡盛をひもときつつ、沖縄の酒にまつわる歴史や文化に親しむきっかけになれば幸いである。
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