ジリジリするこの感情が“好き”ということなのか――
「やっぱり騙されている気がする」
この婚姻が仕組まれたものだったと気づいたときにはもはや遅く、
侯爵夫人となってしまったアンジェリーナ。
デミオンは子供たちに好かれる彼女の人柄や家令と侍女たちの信頼を得ていく姿に、
自分が嫌悪する“大人の女性”ではないと気づく。
によによとした笑みで語りまくるデミオンにアンジェリーナも内心ドン引きしつつも
侯爵として真摯に領地を運営し守る姿に少しずつ心惹かれていくが……。
デミオンが特別に好いている“少女”がいると教えられ――!?
特殊嗜好持ち侯爵×行き遅れ令嬢、婚姻から始まる偏愛ロマンス。
※電子単話配信7~12話、描き下ろし漫画収録
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