赤虫村の怪談

赤虫村の怪談

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出版社
東京創元社
著者名
大島清昭
価格
1,980円(本体1,800円+税)
発行年月
2022年8月
判型
四六判
ISBN
9784488028756

中須磨家の一族が殺される度に、
大きな波の音が聞こえる――
ここには海なんかないのに。
山間部の小村に伝わる特異な妖怪伝説、
名家が祀る謎の神"くとる"様
H・P・ラヴクラフト×不可能犯罪!
第十七回ミステリーズ!新人賞受賞作『影踏亭の怪談』に続く初長編

愛媛県の山間部にある過疎の村・赤虫村には、独自の妖怪伝説が存在する。黄色い雨合羽を着て暴風を呼ぶ「蓮太(はすた)」、火災を招く「九頭火(くとうか)」、廃寺に現われる無貌の「無有(ないある)」――そして古くから伝わる“クトル信仰”。フィールドワークのために村を訪れた実話怪談作家・呻木叫子は、その後村の名家・中須磨家で続く不可能状況下での殺人事件に関わることに。第17回ミステリーズ!新人賞受賞者による初長編。

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