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「化学熱力学」および「反応速度論」は、物理化学において量子化学と並んで一般的なテーマであり、「化学反応がなぜ・どのように進むのか」を理解する強力なツールである。そのため、化学系の大学1・2年生で受講する基礎化学や物理化学の講義に必ずその内容が含まれている。本書では、化学熱力学を中心に気体の性質から反応速度論までを取り扱う。
「化学熱力学」および「反応速度論」では、「系と外界」「準静的過程」「エントロピー」といったイメージをつかみにくい様々な概念が登場する。また、微分、積分、偏微分、微分方程式など数学的取り扱いが必要なことが初学者の戸惑いの原因のひとつとなっていると思われる。本書では、これらの問題に対応するため、基礎的な概念の説明を丁寧に行うとともに、数式の導出過程を詳細に示し、内容を理解しやすいような記述を心がけた。
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