拝謁記
反米感情が高揚し、反基地闘争が起こるなか、朝鮮戦争の停戦が成立、政治的焦点は再軍備問題に当てられた。共産主義の脅威に強い危機意識を持つ昭和天皇の関心は、日本の安全保障と国防問題に向かう。天皇のリアリズムとはいかなるものであったのだろうか。宮内庁長官の職を辞す田島と天皇との最後の日々が克明に記される。
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