食の現代社会論

フォーラム人間の食

食の現代社会論

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出版社
農山漁村文化協会
著者名
味の素食の文化センター , 伏木亨
価格
5,940円(本体5,400円+税)
発行年月
2022年8月
判型
B5
ISBN
9784540201097

生きるための食から快楽の食へ。「映え」重視はシズル感かフードポルノか。科学管理の安心・安全と動物としての生きる力の喪失。味覚センサーが測定しAIが決める「おいしさ」……。科学と人間の狭間で、いま、日本と世界の料理人が表現しようとしているのは「感動」「伝統」「自然」「サステナビリティ」。そしてヴィーガンが掲げる倫理は、生命の循環という食そのものからの脱出を提起する。人間の食が土台から変容しようとしている現代を多角的にとらえ、人間の文明の行く末を見つめ直す。

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