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ドイツ児童文学作家のかくれた名作!
ドイツ児童図書賞最終候補作品!
おじいさんのメリーゴーラウンドには、
本物のように色をぬった木ぼりの動物が
6体ついています。
移動遊園地で、子どもたちに人気です。
実はこの動物たちにはひみつがありました。
夜になるとおじいさんにエサをもらい、
そのあと30分だけおしゃべりするのです。
おじいさんはある日、自分も年をとったので、
メリーゴーランドを売ることにしました。
新しく持ち主になったのは、
金もうけのことばかり考えている
ポメランツォという男。
動物たちは、エサももらえないし、
かわいがってもらえないので、
さみしくてたまりません。
ある日、女の子が、木の子馬を
ぎゅっとだきしめて話しかけると、
子馬がぶるっとふるえて心臓が動き始めました。
ポメランツォは、生きた子馬なんか
エサ代がかかるだけだ、と子馬を手放します。
そして、ほかの動物も、一体、また一体と、
子どもに出会い、本物になって…。
心あたたまるドイツの児童文学。
1960年ドイツ児童図書賞最終候補作品。
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