小田嶋隆のコラムの向こう側

小田嶋隆のコラムの向こう側

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出版社
ミシマ社
著者名
小田嶋隆
価格
1,980円(本体1,800円+税)
発行年月
2022年8月
判型
四六判
ISBN
9784909394705

稀代のコラムニストの遺稿集にして傑作コラム集



「書くことがない」という書き出しの伝説コラム、親友へ捧げる詩、「晩年は誰のものでもない」、自らの病について、など人間オダジマがあふれる作品から、フェミニズム、嫌酒権、ウクライナへの思い…生前最後の一本を含む社会派コラムまで、コロナ下に書かれた18本を厳選。



●本書編集人・三島邦弘より

 本書は、さる2022年6月24日にお亡くなりになった小田嶋隆さんの遺稿コラム集です。遺稿集とはいえ、小田嶋さんの生前より進めていた企画です。5月末、小田嶋さんから電話があり、「医者は、夏を迎えられないかもしれない、とか言ってるんです」と軽やかにおっしゃいました。その際、『小田嶋隆のコラムの切り口』の編集を「とても気に入っており、ああいう編集でもう一冊まとめてほしい」とご希望いただきました。それで急きょ、進めることになりました。6月20日にご自宅へお見舞いにうかがったとき、小田嶋さん自ら、本書のタイトル案を述べられ、その場で、『小田嶋隆のコラムの向こう側』に決まりました。

 『小田嶋隆のコラムの切り口』は紙媒体に掲載されたコラムを中心にまとめたのに対し、本書は、全てウェブ媒体(小田嶋隆の「ア・ピース・オブ・警句」)に載ったもので編集しました。その意味で、『コラムの切り口』の姉妹編のような位置づけの一冊でもあるはずです。

 2020 年春のコロナ以降のロングコラム18選を収めた、文字通り、小田嶋さんのラスト・コラム・ ブック。くりかえしくりかえし、楽しんでいただけましたら幸いです。

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