読書から遠ざかる子どもたちへ、文学の魅力を伝えたい。
ただ、その思いのみを追及して生まれた読書術、『クライマックス法」を紹介した1冊です。
また、「クライマックス法」を使うことで、読書に夢中になる、国語力の向上を目指すものでもあります。
『クライマックス法」とは、小説の主題はクライマックス(山場)に胚胎していることを前提に、作家の主題(言いたいこと)を捉える方法です。
元・国語教師たちが学校で実践した経験をもとに、現役の教師、国語が苦手な生徒、小説愛好家や小説家を目指す人々に、豊かな思考と行動を与えることでしょう。
出版社の垣根を越えて、名作を多数掲載し、実際にそれらを「クライマックス法」によって科学的に分析していますので、類を見ない希少な内容です。
(掲載作品)
『ベロ出しチョンマ』斎藤隆介
『走れメロス』太宰治
『少年の日の思い出』ヘッセ
『トロッコ』芥川龍之介
『高瀬舟』森鴎外
『一塁手の生還』赤瀬川隼
『サーカスの馬』安岡章太郎
『大造爺さんと雁』椋鳩十
『タオル』重松清『赤い蝋燭と人魚』小川未明
『赤い蝋燭と人魚』小川未明
『一房の葡萄』有島武郎
『よだかの星』宮沢賢治
『雨ニモマケズ』宮沢賢治
『虫けら』大関松三郎
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