出版社よりお取り寄せ(通常3日~20日で出荷)
※20日以内での商品確保が難しい場合、キャンセルさせて頂きます
◆第二句集
うつし世の出入口なす茅の輪かな
「茅の輪」は異界と往還する「出入口」となって、現世から不思議な時空が開けそうだ。
(跋・角谷昌子)
◆依田善朗抄出十五句
ぶらんこや空より子供降りて来る
750㏄の鉄の内臓風光る
物足りぬハッピーエンドレタス噛む
星空に電車が走る植田かな
肩車跣足によきりと垂れてをり
向日葵や頬骨高き島育ち
秋暑しスクロールする規約文
QRコードは迷路天の川
鳥渡る視線誰とも合はぬ街
半日を揺れ秋草となりゆけり
転ぶ人見て転びたりスケート場
ブロッコリー鮮やかに森茹で上がる
背のギター触れてゆきたる聖樹かな
歳晩や脚立を借りに行つたきり
日の出づる国やこんもり寒卵
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。