取り寄せ不可
気持ちを伝えられれば、十分だと思っていたーー。
なのに今度は、「好き」の言葉が欲しい、その肌に触れてみたい、と想いは次から次へとあふれていく……。
そんな佐山の気持ちを見透かすように、つぐみ先輩は言う。
「なにか したいの?」
それを聞いた佐山は思わず先輩の腕を強く引き寄せてーー!?
「好き」の気持ちが加速する、恋に臆病で一生懸命な物語、ここに完結!
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