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●第一句集
空白の時綴るごと花吹雪
花吹雪のただなかにいると、すべてが空白─無になってゆくような、それでいて永
遠を感じる気がするのではないだろうか。
序・髙橋道子
●自選句
梅雨上がる富士の裾野の米寿祝
初詣参道狭む山武杉
一枚の書かず了ひの夏見舞
浦島の煙飲み込む夏の海
独り占め月の兎がすべり台
事多き生まれ月過ぐ夜半の月
岩砕く鰐の歯となる冬怒濤
いつか来るさういふ日来る梅雨の月
黙食は父の教へや赤のまま
天高し一歩も引かぬ古書店主
灯火親し色褪せぬアンダーライン
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