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帝国に仏教を弘めた「アショーカ王」、仏教僧との対話を残した「ミリンダ王」、仏典結集を支援した「カニシカ王」。古代インドの仏教に帰依した三人の王の事績を中心に、釈尊滅後から大乗仏教が興起するまでの流れを平易に解説。
一九七二年九月から十月にかけて、仏跡の取材でアフガニスタン、パキスタンを訪れた。もう半世紀も前になるが得難い体験であった。なかでも感動したのは取材も終わりに近づいた十月十九日の夕刻、アショーカ王碑文の前に立った時である。(中略)その流れの中で仏教に強い関心をもったギリシャ人王メナンドロスが登場。仏教僧ナーガセーナとの対談が記録としてパーリ語で残された。(中略)三百年ほどしてカニシカ王が登場する。クシャーナ朝で最も有名な王といってよい。大乗仏教が盛んになり始めた時期であり、ガンダーラ美術が興った時期とも重なる。(「はじめに」より)
<目次>
はじめに
第1章 アショーカ王 ―帝国に仏教を弘めた王
第2章 第2回仏典結集
第3章 根本分裂
第4章 部派仏教
第5章 ミリンダ王 ―仏教僧との対話を残した王
第6章 カニシカ王 ―仏典結集を支援した王
第7章 大乗仏教の興起
参考文献
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