テレビ番組制作会社のリアリティ

テレビ番組制作会社のリアリティ

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出版社
大月書店
著者名
林香里 , 四方由美 , 北出真紀恵 , 石山玲子 , 国広陽子
価格
2,860円(本体2,600円+税)
発行年月
2022年8月
判型
四六判
ISBN
9784272331079

テレビ番組制作に欠かせない存在でありながら、放送局の陰に隠れ、放送制度の枠外に置かれてきた番組制作会社。その実態とデジタル化が進展する放送事業の現在を、関係者のインタビューを軸に描き出す、初の本格的研究報告。

[目次]

序章 本研究のねらい――番組制作会社から考える日本のテレビ(林香里)
1 不可視化されてきた「番組制作会社」
2 「番組制作会社」の定義
3 番組制作会社が注目される背景
4 本調査の問いとポリティカル・エコノミーの視座
5 番組制作会社研究の困難

第1章 制作会社の誕生と展開――テレビ制作の現場で(国広陽子・北出真紀恵)
1-1 制作会社の誕生――一致した経営者とクリエイターたちの利害
1-2 制作会社の展開――デジタル技術革新と視聴率至上主義、規制緩和のその先に


第2章 制作現場の日常風景(石山玲子・花野泰子)
2-1 アシスタント・ディレクター(AD)の日常
2-2 番組制作会社に所属するディレクターたち
2-3 プロデューサーは中間管理職
2-4 職人として生き残るベテラン・フリー・ディレクターたち
2-5 小括

第3章 番組制作者たちの軌跡と仕事への意識(小室広佐子・林怡?)
3-1 一直線ではないキャリアパス
3-2 働く人の意識
3-3「プロの制作者」への道のり
3-4 小括

第4章 「地方」の制作者たちの日常風景とキャリア(北出真紀恵)
4-1 地方における制作会社の経営状況
4-2 地方ディレクターたちの日常風景

第5章 番組制作現場のジェンダー・アンバランス(国広陽子・花野泰子)
5-1 番組制作会社のジェンダー構成
5-2 女性たちのキャリア形成に向けて

終章 テレビ番組制作会社と制作者たち――課題と展望(四方由美)
1 テレビ制作会社のリアリティ
2 疲弊するテレビ制作現場
3 番組制作会社と放送倫理
4 制作会社と制作者の今後

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