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「すべてのYMO本よ、サヨウナラ」
細野晴臣、坂本龍一、高橋幸宏という不世出な3人の才能が
80年代に音楽業界をひっくり返した、あのYMOブームとは何だったのか?
様々な証言から浮かび上がってくるYMOの実像を克明に記す。
『カルトQ』(フジテレビ系)の「YMOカルト」のブレーンも務めたYMO研究の第一人者による、最初で最後の〈本格的論考集〉。ミステリー解読形式で結成~再生までの歴史を追う。
名著『電子音楽 in JAPAN』のYMOの章に、それに続く時代の新たなプロットを増補。
著者自身によるYMOメンバーの各10時間におよぶインタビュー発言、
単行本未収録の各ソロ取材・スタッフの証言を加えた「YMOヒストリー」の決定版。
3人の音楽家の個性が運命的に出会い、
火花を散らした6年間という「YMOの時代」を巡るストーリー。
2回のワールドツアーを成功させた、世界的な知名度を持つこのグループが、
ヒップホップ、ハウスなどのジャンル生起に果たした役割は余りに大きい。
スタジオの風景を一変させた、テクノロジー先進国が生み出したモンスターバンド、
YMOはいかにして結成され、実行され、何を残したのか?
激動の80年代という時代に、大きなウネリを起こし、そして呑み込まれていった
「テクノドンの悲喜劇」。
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