日本列島の人類史と製塩

季刊考古学・別冊

日本列島の人類史と製塩

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出版社
雄山閣
著者名
阿部芳郎
価格
2,860円(本体2,600円+税)
発行年月
2022年8月
判型
B5
ISBN
9784639028468

季刊考古学・別冊38 日本列島の人類史と製塩

総論 資源利用史としての製塩―製塩の技術をどう解明するか―(阿部芳郎)

第1章 製塩研究の現状と課題
製塩研究の現状と課題(岩本正二)
実験考古学による製塩技術の実証(阿部芳郎)

第2章 東北日本における塩の利用史
アイヌ民族の塩利用(大坂 拓)
東北地方の縄文製塩の特徴(高橋 満)
特定地域①
松島湾における縄文~古代の製塩(菅原弘樹)
関東の製塩遺跡の特徴(宮内慶介)
特定地域②
霞ヶ浦沿岸における縄文製塩(亀井 翼)
縄文時代における製塩土器の出現と製塩活動―土器型式学の射程と展開―(阿部芳郎)

第3章 西南日本における塩の利用史
甲斐の国の古代製塩(平野 修)
東海の製塩遺跡(川添和暁)
古墳時代像と若狭の塩業(入江文敏)
都城の塩― 政治的中枢と古代の塩・食文化―(神野 恵)
古代文字資料と塩―木簡文書から―(馬場 基)
四国の古代製塩の展開―古代四国の製塩の背景―(栗林誠治)
九州における製塩土器の出現と地域性(藤本貴仁)
沖縄の塩田形態―羽地内海屋我地島の調査を中心に―(江上幹幸)

第4章 食文化としての塩
古代食の中の塩―食文化の中の塩―(三舟隆之)
考古学からみた江戸の塩と食文化(追川吉生)
内陸部の塩泉利用(栗島義明)
中国沿岸地域における塩業考古の現状と課題(槙林啓介)

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